洗浄剤には「石けん」と「合成洗剤」があります。
石けん…ヤシやオリーブ、牛等の動植物油脂が成分で排水後は微生物に分解されやすいです。
合成洗剤…主に石油からできていて、微生物では分解しにくい成分が含まれています。
石けんと合成洗剤。意外にこの違いを意識している方が少ないのが現状です。
当社ではその違いからお客様にご案内しております
洗浄剤には「石けん」と「合成洗剤」があります。
石けん…ヤシやオリーブ、牛等の動植物油脂が成分で排水後は微生物に分解されやすいです。
合成洗剤…主に石油からできていて、微生物では分解しにくい成分が含まれています。
石けんと合成洗剤。意外にこの違いを意識している方が少ないのが現状です。
当社ではその違いからお客様にご案内しております
天然成分100%の石けんは「価格が高い」「洗浄力が弱い」と誤解をされることがありますが、実は違います!
魚や肉の油や血液等の生物由来の油、ジュースやコーヒー等の汚れや臭いと親和性が高く、よくまじわり、汚れやベト付きをするっと落とします。
石けん
ヤシ・オリーブ・コメ・牛乳等の動物性の油脂からできたもの
合成洗剤
主な成分が石油系のもの
※合成洗剤で天然成分が多く含まれている「複合石けん」もあります。
←これはキッチン用液体「石けん」の裏の表示です。
これとは別に品名欄に「合成洗剤」と書かれている場合は表示通り、合成された洗剤で、直接スポンジにつけて洗うと皮膚のタンパク質と結合・浸透し湿疹や内臓障害を引き起こす可能性があるので、”食品衛生法”では0.1%以下の濃度に薄めて使わなければならないと指示しています。
合成洗剤の場合は、使用上の注意に”原液をスポンジに直接つけて洗っう場合には炊事用手袋をする”等と書かれているのはそのためです。
もちろん「石けん」は100%天然の成分なので、原液を直接スポンジにつけて使用しても安全・安心です。
▲量り売りもしています!コストもゴミも削減!
▲1年長持ちの「パックスキッチンスポンジ」は泡立ち、水切れ、耐久力抜群、石けんの力をより大きく引き出します。
「家庭用品質表示法」による石けん・複合石けん・合成洗剤の区分と定義
紀元前3000年頃の古代ローマでは羊を焼いて神に供える風習がありました。
その羊から油が滴り落ちて薪の灰(アルカリ)と混ざると、汚れを落とす不思議な土ができました。これが石けんの起源と言われています。
石けんは天然の油脂とアルカリである灰が偶然混ざり合って生まれた洗浄料です。
その歴史は5000年になり、長い歴史の中で安全性が確かめられてきました。
石けんの主原料は、植物油脂や動物油脂です。
その製法は昔も今も基本は変わらず、天然油脂にアルカリを加えて作られます。
石油や油脂を原料とし、高温・高圧(例えば500度、50気圧)の下、化学合成によってつくられる洗浄料です。
世界初の合成せ内は、第一次世界大戦中のドイツで石炭を原料に誕生し、その歴史はまだ100年程度になります。
界面活性剤について
界面活性剤とは、水と油のように混ざらない物質の境界線(界面)を混ぜ合わせる活性化成分のこと。
その性質には汚れを落としやすくする働きがあります。
石けんも合成洗剤も、二つの物質の界面を活性化し、汚れを落とすという点では、同じ性質を持つ界面活性剤です。
ただし、合成洗剤は自然界で生まれた石けんと異なり、化学的に合成された界面活性剤。
石けんと区別して、「合成界面活性剤」と呼ばれます。
また、合成界面活性剤の中には、肌や髪のタンパク質と結びつく力が強いものがあります。
タンパク質と結びついて残留する合成界面活性剤は、肌や自然界に様々な影響を及ぼすとの指摘があります。
1 汚れや臭いがよく落ちる
2 使う人に安全・安心
3 汚れの再付着性が少なく、手間を省ける
4 コストを削減できる
5 環境に負担が少ない
※石けんの説明は、ご希望の方に『石けんとなかよく暮らそうBOOK』(太陽油脂)を贈呈しております。お気軽にお申込み下さい。
例えば国分寺市では、市の公共施設等にこのような掲示がされています。
こうした取り組みを行う自治体が各地にあります。
■洗剤環境科学研究会編,長谷川治著
『これでわかる!石けんと合成洗剤50のQ&A―あなたは何を使って洗っていますか?』(合同出版)
■竹内久米司,稲津教久『「経皮毒」がまるごとわかる本』(PHP文庫) 等
例えば国分寺市では、市の公共施設等にこのような掲示がされています。
こうした取り組みを行う自治体が各地にあります。